HORANDE CREATE Case Studies
No.001 化粧品メーカー様からペットボトルのアップサイクルに関するご依頼

回収したペットボトルを、クリアファイルとしてアップサイクル

化粧品メーカー様が自主回収を行っていたペットボトル(化粧品ボトル)を、新たな製品として活用できないかという発想から、本プロジェクトは始まりました。およそ1年以上前よりアップサイクルの検討を重ねた結果、回収素材を活用したクリアファイルの製作を実現することができました。環境負荷を減らすだけでなく、企業のサステナブルな取り組みを可視化するアイテムとして、社会的にも意義あるプロジェクトとなっています。

「ただ処分するのではなく、有効に再利用したい」

本プロジェクトのきっかけは、化粧品メーカーが自主回収していた使用済みペットボトルを、ただ処分するのではなく、有効に再利用できないかという想いから始まりました。環境への配慮と資源の有効活用を目指し、1年以上にわたり社内外での検討を重ねた結果、アップサイクルによって新たな価値を生み出す製品として、クリアファイルの製作が実現しました。

工夫したのは、協力会社との密な連帯

本プロジェクトは、これまでに実績のない取り組みであったため、素材の選定から製造工程に至るまで多くの課題がありました。その中で特に工夫したのは、早い段階から協力会社との連携し、素材の特性や加工方法について意見を交わしながら進めた点です。関係各所と密にコミュニケーションを取りながら試作・調整を重ねたことで、品質を保ちながらアップサイクル製品としての価値を実現し、無事納品に至ることができました。

アップサイクル実現のカギは、工夫を重ね続けること

アップサイクルは、これまでに実績のない新たなチャレンジが多く、思い通りに進まないことも少なくありません。しかし本プロジェクトを通じて、あきらめずに工夫を重ねることで必ず道は開けるということを実感しました。その過程で、協力会社との密な連携と信頼関係が成功の鍵となることを改めて学びました。今後もパートナー企業と共に課題に向き合い、持続可能なものづくりを進めていきたいと考えています。

本クリエイト案件の担当者

  • 担当者
    株式会社 小野由
    課長
    松本真典