History
沿革

創業から変わり続ける業態、変わらぬ柔軟性

小野由は1885(明治18)に創業して以来、社会環境の変化に合わせて事業を変革させてきました。樹脂やプラスチックを使った製品を取り扱うことは大きく変わっていないのですが、世の中の流れやお客様のご要望を捉え、卸売りや製造、いまでは再資源化(アップサイクル事業)と、様々なコトができる業態に変化しております。小野由の歴史は、そのような柔軟に対応する姿勢で築かれてきました。

1885(明治18)年10月小野由松が、大阪市東区南久太郎町において、屋号大和屋の名称で創業
1908(明治41)年2月小野由蔵が小野商店と改名し、ドイツよりセルロイド生地を輸入し、模造サンゴとして「舶来正真護謨玉 」を製造。
1920(大正9)年大日本セルロイド株式会社(現ダイセル化学工業株式会社)の創立に伴い、有限会社小野由商店を設立し、同社代理店としてセルロイド生地の販売を行う。
1931(昭和6)年5月小野由セルロイド株式会社を設立。
1943(昭和18)年8月セルロイド統制令に依り、営業を停止。
1949(昭和24)年10月大日本セルロイド株式会社のセルロイド生地販売再開に伴い、代理店として小野由合名会社を設立。代表社員として小野保之就任。
1976(昭和51)年12月小野由合名会社の組織変更のため、株式会社小野由を設立、資本金600万円。
1977(昭和52)年4月株式会社小野由は小野由合名会社を吸収合併し、代表取締役に小野喜啓就任、資本金1,000万円。
1977(昭和52)年10月資本金1,500万円に増資
1978(昭和53)年4月資本金2,000万円に増資。
1980(昭和55)年2月本社を大阪市天王寺区小橋町に移転。
1982(昭和57)年8月高井田工場を奈良県当麻町に移転。
1983(昭和58)年7月株式会社小野由に小野由セルロイド株式会社を合併。
資本金2,825万円に増資。
1990(平成2)年4月小野由フォーミング株式会社を設立。
奈良工場の真空成形部門を独立。
1993(平成5)年3月東大阪市川俣1丁目に新社屋建設。
本社を同地に移転、営業を開始する。
1996(平成8)年4月広瀬化学株式会社を買収し、大阪府吹田市に着色ルーダー加工専門工場として稼動開始。
1999(平成11)年4月資本金3,325万円に増資。
1999(平成11)年4月株式会社小野由東京営業部として営業開始。
2000(平成12)年7月小野由フォーミング株式会社を休止、製造販売とも株式会社小野由に統合。
2002(平成14)年9月小野由フォーミング株式会社を株式会社テクノウィンに社名変更し再発足。
2002(平成14)年10月再生Aペットシート販売開始。
2003(平成15)年5月広瀬化学株式会社のルーダー設備を奈良工場に移設。
再生ポリカーボネート加工の社内稼動開始。
2004(平成16)年4月サクセス株式会社を設立。
2005(平成17)年10月奈良工場製造部門を株式会社テクノウィンに移管する。
2006(平成18)年9月資本金3,500万円に増資。
2011(平成23)年9月資本金5,000万円に増資。
2011(平成23)年10月小野 喜啓に代わり、小野 智が代表取締役社長に就任。
環境マネジメントシステムISO14001を取得。(平成27年ISO14001認証を返上)
2012(平成24)年1月東京営業部の事務所を移転。東京支店として営業開始。
2017(平成29)年5月カイワ工業株式会社の全株式を取得し、100%子会社化。